シェアハウス専門の不動産会社が、自らの管理する物件を紹介しながら新しい住まい方を提案する本。
ルームシェアやシェアハウスと言うと、お金のない人たちが共同生活をするイメージがある。しかし、この本で紹介されているのは、あえてシェアハウスを選んだ人たちの生活だ。建物のデザインや共同エリアにひと工夫あり、ぜひここで暮らしたい!という人が集まってくるんだとか。
英語を学びたい人たちによる、定期的な英語教室が開かれ共同エリアでの会話や注意書きがすべて英語のシェアハウスは、なるほどこんな形があるのかと興味深かった。
しかし、まあ、私には向かないわな。「プライベートに踏み込みすぎない、程よい関係」といったことが書かれていたが、共同エリアでお喋りしたりパーティーしたり、コルクボードに入居者の自己紹介が貼ってあったり……距離感が近すぎてストレス。旅行でゲストハウスなんかを選べる人向けだろう。
合わないことを承知で、どんな生活なのかとページを捲ってみたが、想像以上に苦手な世界だった。
- タイトル:東京シェア生活
- 著者:ひつじ不動産
- 出版社:アスペクト
- 読んだ日:2024年4月
- 経路:図書館で借りて