コーヒー片手にぼんやりと眺める本。
内容は北欧とコーヒーに関わるあれこれ。
童話ムーミンにコーヒーが登場するシーンや、北欧スピリットを持って日本でカフェを開く人へのインタビュー、北欧にあるカフェの紹介、北欧のコーヒー好きな人の話……。
雑多な内容が、余白を取りながら優雅に紹介されている。
何かを学んだり、新しい発見を得る為の本ではない。ゆったりとした時間を過ごすためのお供。
表紙の鮮やかなブルーの綺麗さに惹かれた。中身もおしゃれなデザインで眺めていて楽しい。
巻末の北欧ヴィンテージカップ紹介では、綺麗なカップがたくさん並んでいて、美術館の目録みたい。深い青色のカップが好みだった。
家で読み始めたけど、これはコーヒー片手に読むべきだ!と思って、隣町のドトールまで歩いた。本もカフェラテも楽しめたと思う。
- タイトル:北欧とコーヒー
- 著者名:荻原健太郎
- 出版社:青幻社
- 読んだ日:2022年12月
- 経路:図書館