子供たちに本を贈るチャリティープロジェクトです。
ブックサンタとは?
「ブックサンタ」というチャリティープロジェクトがあります。
ざっくり言うと「厳しい境遇に置かれた子供たちに、クリスマスに本をプレゼントしよう!」という取り組みです。
この取り組みの面白い点は、実際に自分で選んだ本をプレゼントできる点。
賛同書店で絵本や児童書を選び、会計時にブックサンタに参加したい旨を伝えると、その本がブックサンタ運営団体に送られます。運営団体に届いた本は、サンタに扮したボランティアさんが各ご家庭に届けに行ってくれたり、子供たちが集まる地域イベントで配布されたりします。
賛同書店は全国1500店舗以上。賛同書店が近くにないな……という場合はオンライン書店から参加できますし、本を選ぶセンスがないな……という場合はクラウドファンディングで現金を寄付することもできます。それぞれ締切はクリスマスイブの2023年12月24日!
「あなたも誰かのサンタクロース。」を合言葉に活動されています。
ブックサンタ2023に参加
2022年は活動を知ったのが締切直前12月22日で、クラウドファンディングからの参加でした。本当は書店で本を選びたかったな……の気持ちがあり、今年は早めに心構えして、実店舗から参加しました!
私が昔好きだった児童書はきっと古臭いし、かといって現代の児童書に詳しいわけでもないので、書店でピンときた本をセレクトしました。
- 『星カフェ』
クレヨン王国をはじめ、青い鳥文庫が大好きな子供でした。青い鳥文庫から1冊選びたい!の気持ちから選んでいます。シリーズ物のようですが「○巻」の表示が無く、1冊でも読めて良さそう。 - 『5分後に意外な結末exインディゴを乗せた旅の果て』
これ人気シリーズらしいですね。綺麗なイラストと共に、私が子供だったら絶対好きだった!最新作らしいインディゴをセレクト。 -
『かがみの孤城』
辻村深月は、本が好きで寂しさを抱えた子供には絶対刺さると思うんです。大学生で読んだ『スロウハイツの神様』は私にぶっ刺さりまくった……。好きな本が辛さの支えだった子供時代、わかりすぎる……長編をじっくり読みたい子に届け! - 『雨ふる本屋』『森のちいさな三姉妹』
小学校低学年~中学年向けの読み物が足りないらしいので、子供の頃図書館にあったら絶対借りてそうだと思った2作をセレクト。なんなら『雨ふる本屋』は今でも気になる。 - 『ふたごパンダのこころコロコロ』
かーわーいーいー!少し系統が違いますが、たれぱんだの絵本が好きだった私には懐かしさも感じさせます。子供もそうだけど、お母さんの心を和ませられそうな本だなぁ。 - 『じぶんでよめる そらずかん』
対象年齢3~6歳って本当?と思ってしまうほど、色々詳しく載っています。イラストは可愛いし言葉は易しいのに、大人の私が「へぇ~!」って思う内容。子供の頃これが家にあったら、絶対天文が好きになってたな。
合計7冊でお会計9000円。自分用にはこんな買い方をしないので、大人買いができたのも楽しかったです✨
ブックサンタは今年2回目
ブックサンタ2023に参加するのは、今回が2回目です。前回は別ブログの方に書きました。10月に買ったのは3冊。合計10冊を送り出すことができました。
私は現状、サンタクロースになるべき相手がいないので、見知らぬ誰かのサンタクロースになれるのは嬉しくもあります。なにより、自分で良いと思った本を選んで贈れるのが醍醐味ですよね。
12月に入ってクリスマスが近づき、このプロジェクトの注目度も上がるんじゃないかな……?
1冊でも多くの本が、子供たちに届きますように!